(116)福岡県だけではない気がする

票田からの期待は、支持者に有利な法案が通り、滞ることなく予算執行されることにある。民主主義の真っ当な回りくどい手続きを踏んでいては何も決まらない、前に進まない。そんな県政であってはならない。

彼が若かった当時もすでに悪しき慣習があったに違いない。いつしかそのフォーマットの有効性を知った彼は、どっぷりとその仕組みにはまって気付けば、ドンと呼ばれる権力者にのし上がっていた。同僚議員はもちろん、行政側も黙らせ操り、世の中を回してきたという自負があるのだろう。

だから、豪勢な海外旅行もご褒美感覚だったのである。

そんな驕れる者は、この世から叩かれ、抹殺されて当然なのだが、いまだに強気な発言をしているのは、彼の勘違いではなく、仕組みそのものがとてもよくできているからであり、福岡だけのことではなく現代社会の慢性的な病魔だからであろう。

(115)そのテナントの管理者だけが悪いと片付けていいのか。

イオン熊本店のテナント店の本部の指示さえなければ、みたいな風潮になっているが、それに違和感を覚えるのは筆者だけだろうか。

イオン内のすべてのテナントの内、規定を破って店舗内に立ち入ったのは、あの店舗の従業員だけではなかったのではないだろうか。警備の人員を配置して、誰であろうとも立ち入るべからず、であったようでもない。その上で、実情は各テナントの本部に伺いを立てて、指示が出たので、もうそろそろ入ってもいいのではという現場の雰囲気があって、売上金はもちろんのこと、従業員さん各々の個人の貴重品も心配になったはずであるし、家族や自宅も心配で一刻も早く現場をひと段落させたい心理があったはずである。加えて、どさくさの火事場泥棒みたいな悪いやつもいるわけで、気が気ではなかったと思う。発災から1時間半も経過しているのに、じっとして無人の職場を放っておける心理の方が、逆に異常のような気がしてならない。

原因は明確にガス漏れによる爆発である。ガス配管など、法律に則した耐震化をしていたか調査する必要があるだろう。それを踏まえ、二度とこのようなことが起きないようにするには、ガスタンクの設備のある場所は、配管など耐震化を強化し義務付けるべきである。

もし、指示を出したテナントの本部が法律的に罰せられるとしたら、二度とこのようなことが起きない教訓として、言わば見せしめとしてではなく、より公平公正な裁きとするべきである。すべてそのテナントの管理者だけが悪いと片付けてしまって、ガス設備のことを見落としていいはずはない。

(114)拡張子、この言葉の意味をご存じの方はどれくらいいるだろうか?

拡張子というものがそもそも、何のために、いつ発祥したのか。

拡張子この言葉一つ取ってもパソコンを使う者にとり、これをどう取り扱ったらいいのか自分で学習することができる時代になった。それこそインターネットで検索すればAIを筆頭に求める答えはそこにある。

現実問題として、NAS上にコーレルドローで編集したデータを保存したとしよう。社内にコーレルドローとイラレをインストールしたパソコンが2台ある。その2台からNASを見ると、エスプローラーで拡張子を表示するにしていてもいなくてもコーレルドローで作られたファイルであるか、イラレで作られたファイルであるかは、それぞれのアイコンで一目瞭然である。

しかし、イラレだけインストールしてコーレルドローはインストールしていないパソコンからNASを見ると、コーレルドローのファイルは、何とも判然としない味気のないアイコン表示となる。もし、ファイル名が同じで見誤ってダブルクリックしたらどうなるか。画面は、どのアプリで開くかを聞いてくる。下手すれば恒久的にすべてのコーレルのファイルにイラレのアイコンが付いてしまうし、イラレ編集データではないと例えばテキストデータなどに変更はできるが、完全にニュートラルな元には戻せない。

ただイラレを使うだけのユーザーが、二度と同じ失敗を繰り返さないためにも、これらの理屈を理解して克服するにはいったいどう辿るのだろうと想像すると、この一つを例に筆者はもう恐ろしくて絶望してしまう。

拡張子とは何か、そもそも誰かが教えてくれて習うものではない。決してパソコンを販売した業者が担うべきことでもないはず。もし業者が教えたとしても身には付かないだろう。自分で疑問に思いネットサーフィンしやっと克服できるものである。

しかし、マイクロソフトは、本来マイクロソフトがやるべきユーザーに教える窓口は用意せず、ユーザーをWindowsOSの使用許諾において、Windowsのすべてを熟知した人として見ている。しかも徐々にローカルアカウントを使えなくし、マイクロソフトアカウントで縛り付けにかかって、間接的には筆者のようなパソコンに関係する、言わば生業にするサポート業者を排除しようとしている。

ESUも1年再延長するらしい。マイクロソフト自身も小手先だけの対処ではなく、本腰を入れてユーザーサポートにテコ入れする時期が来たと思っているはずだ。それともすでにWindowsに限界が来ているのか?

(113)Geminiは、調べもせず想像や予想で答えを出す時もある。

7月28日午前中、ミマキエンジニアリング社の電話のサポート窓口は確かに対応していた。

何度起動のアイコンをダブルクリックしても、パソコンを再起動してからでもRasterlink6Plusの起動途中にエラーが出て起動できない症状に対するサポートを受けることができた。まずドライバーの再インストールをして改善せず、次にRasterlink6Plus本体のアップデート修復をして改善まで至った。しかしその間、リモートでつないだり、数回電話を一旦切ってこちらで作業を進めたりだったが、対応してくれたオペレーターの方に2つほど間違った判断があって、消さなくてもよかったウィルスバスターをアンインストールしたり、32ビットマシンなのに64ビットマシン用のものをダウンロードして大幅な時間ロスを余儀なくしたのである。

午後からは、そのRip用のパソコンを別のスペックのいいパソコンに入れ替えるための設定値等の移行手順を確認したかったのだが、なぜか、8月8日から夏季休暇で休み明けにお掛け直しください、みたいなアナウンスが流れてサポートが閉ざされてしまった。まだ夏休み期間に入ってもいないのに、何かの手違いだろうと思い、何度もかけなおしたが同じアナウンスが流れるだけだった。サポートを受けたい側にとっては絶望的な状況だったのである。

そこで、AIのGeminiに救いの場を求めてしまった。これがAIの悪いところであると感じさせられる典型的な例になった。それはもう見事に、ことごとく間違った答えを出すのである。

筆者は、Rasterlink6Plusの環境を別のパソコンに移行したいのである。そのために起動できるようになった現在のRip用パソコンから移行データを漏れなくバックアップしておきたかったのである。

でもGeminiは、それこそ知ったかぶりをして教えてくれるのであるが、その一つ一つ実際にやってみるのだが、そのすべてことごとく間違いだったのである。たくさん思い付きの答えを出してはくれるのだが、実行すると、例えば右クリックでエクスポートします、みたいな答えを導いてくれるのだが、右クリックしても何の反応もなかった。最後は、印刷データ(ジョブ)を1個でもバックアップを取れば、メディアのプロファイルも設定値も全部もれなくバックアップされ、そのバックアップデータをもってリストアすれば、完全に移行ができると、それまでの紆余曲折した経緯は何だったのか平然としたものである。

おそらくGeminiは、普通ならというか心ある開発者であれば当然右クリックしてエクスポートできるプログラムを用意するはず、と推測して自信をもって案内したのだろうと、無理もないことだと弁護はできるけれど、しかし、こういった唯一無二のものに対する質問にここまでいい加減な答えを出すと、もはや警戒するしかない。だから使う側も学習して、メーカーのマニュアルのその個所の記述ページを示せとエビデンスを求めてからでないと信用は置けない。

すべて、心無い人が作り出しているものである。そんなものに振り回されてたまるかくそったれ。

(112)お年寄りに振り回されることはないと思う

毎週水曜日19時の「有吉の壁」が2026年9月にレギュラーから特番化されてしまうらしい。地上波テレビの番組に魅力がなくなりはじめて久しいが、他の番組より比較的おもしろいからという理由で申し訳ないけれど「有吉の壁」はまあまあの確率でオンタイムで視聴してきたと思う。録画してまではない程度と正直に付け加えておく。ただ7月15日の番組内では、過去の秀逸な50個のネタの再放送があり、筆者はその50個がすべて初見だったことや、過去には今や割と力のある芸人さんがいっぱい出演していたことに驚かされた。要するに、あまり、自分の認識ほどはよくは見ていなかったことが証明されたし、女性MCが最後に号泣して残念がっていたこと、男性MCが番組が終わることの理由として、冗談めかしく演者がお年寄りに寄り添わなかったからだと指摘していたことが印象に残った。

番組の放送時間帯が19時台だからお年寄りから受けなかったと分析され、スポンサーから影響されたのかそれが理由で番組終了であるならば、この先一体、どこまでテレビ番組が面白くなくなっていくのか心配になる。筆者も間もなく69歳になるから、お年寄りが見たくない番組にしてしまった年齢層だから何とも申し訳ない気持ちになった。

筆者は、地上波放送以外の別途料金がかかるBS放送など契約したいとは思わない。まず、料金がかかるのはNHK地上波だけでおなかいっぱいである。MLBやワールドサッカーもわざわざ有料でリアルで観る必要は感じない。結果をネットで動画や数値で知れば十分楽しめる。Jリーグも鹿児島のチームの動画をネットで観るし、日本のプロ野球は順位だけ知れば良く、知らない選手ばかりで経過はどうでもよくなった。とにかくテレビ視聴、ラジオの朗読番組を聞く、YouTubeを見るなど割と番組は決まってくるものである。二六時中、だらだら垂れ流すような見方はしたことがない。

そもそも筆者は、サブスクみたいな仕組みが贅沢過ぎるし、もはや持て余し気味の種々雑多なアカウントを整理しなくちゃと言う気になってきたのに、今更新たにアカウントを作る年齢でもないのである。

少なくなったがしかし、今も確かに間違いなくおもしろい番組が存在する。作り手の苦労をおもんばかるみたいな上から目線で言うのではない。いい番組は感覚に触れるのである。

(111)フードプロセッサーのモーター部から茶色の水が染み出てきた。

TESCOM社製のフードプロセッサーTK213を使い始めて数年になる。まだほんの数えるくらいしか使っていない。玉ねぎやキャベツのみじん切りに、生パンの粉砕にと、おそらく10回以下だろう。カッターとしては申し分のない性能である。

しかし、最近、ニンニクとパセリとオリーブオイルをペースト状にした後、モーター駆動部、いわゆる本体の底にあるカッターとのジョイント部分から茶色の水が染み出てきたのである。構造上分解できないので一体何が起きているかは確認できない。おそらく水が浸入し錆びた部分があり、オリーブオイルが逆流し錆びを溶かし染み出たと想像できる。

結果的に言えば取説通りに使用しなかったのではとメーカーは言うのだろう。つまり筆者の使い方が悪かった結果だろうことは、確たる証拠があるわけではないし否定はしない。だからと言って、取説に反した覚えはない。

フードプロセッサーの材料は水分を含むものがほとんどである。しかも、物理的にはモーター部分が最上位に位置し、水分が下から上に引力に逆らって逆流し狭い隙間から侵入したことになる。昔から筆者が使っている一般的なジューサーミキサーは、上から下へ引力の法則通りの構造になっており、かえって水分が浸入しやすいはずなのに、一切、そんなことはない。

つまり、TESCOM社製のフードプロセッサーTK213は、防水設計において欠陥品である。もっと言えば、最初から壊れたら買い替えてくださいみたいな、分解メンテもできない消耗品的な低耐久な製品なのに、使用上の注意書きを書き連ねて逃げているのである。

そもそも、フードプロセッサーでありながら水分に弱い構造だなんてまったく話にならないのである。逆にそんな製品を世に出す荒っぽさというか、このご時世での勇気というか、会社存続できているのが不思議である。

(110)偽サポート詐欺をこのまま放置していいのでしょうか?

2024年3月7日、あるユーザーからどうやらマイクロソフトを騙るサポート詐欺に遭ったので助けてほしい、との連絡をいただいたことがあった。ご自宅のパソコンで奥様がインターネットを見ている最中に、突然警告が表示されて何もできない状態になり、表示された電話番号に電話したら、若そうな優しめな男性の声で、いかにも外国なまりのある日本語で、その言われるまま操作したり、コンビニに3万円分のプリペイドカードを2度も購入しに走らされ、その留守の間にリモートで何をされたか不安だというのである。

筆者のサポート先で、この手のサポート詐欺にウタって(鹿児島弁でまんまと引っかかったという意味)実害の出た初めてのケースである。それまでも、突然大音量が鳴り出したからどうすればいいか慌てて筆者に電話してきたユーザーは2件あったにはあったが、近所迷惑になるくらいあまりにも音がうるさすぎて、まずはその音を止めないといけないという行動が先立ち、幸いにいずれも表示された電話番号に架電しなかったので実害はなかったのであるが、この音が出ないケースでは、電話してしまい30,000円×2回の60,000円という実害が出たのである。このケースの場合、敵もさるもので、意図的にその出現の仕組みのバージョンを上げたのか知らないが、それまでのセオリーでは大音量を出して、とにかく偽サポート先に電話させようという意図があったのだろうけれど、敢えて音を出さなくして、その分慌てさせずに落ち着いてどうすればいいかの判断を冷静に考える時間を与え、画面の表示をじっくり読ませること、つまり表示している偽のサポート先の電話番号に架電させ、詐欺に誘導することができたのであり、その心理を突いた悪知恵には恐れ入るばかりなのである。

確認したら、このユーザーのパソコンでは、ネットバンキングなどしてはいなかったし、クレジットカードでの決済もしたことがないとのことだったが、それでも念のため、取引銀行とクレジットカード会社に連絡して確認するように説明した。

また、リモートなどで何をされたか分からない、とてもそのまま使って良いはずのない恐ろしい状態になっている可能性があるので、かねてAcronisTrueImageのイメージバックアップを毎日とるようにしていたので、前日の状態に戻す復元作業を行った。マイクロソフトのOneDriveのバックアップでは絶対に対処できない復元作業が小一時間で復旧できたのである。

あれ以来、2年経過した2026年6月現在、世間ではいまだにこの手のサポート詐欺の被害が後を絶たずにいる。被害額は増大の一途である。かれこれこの無法状態のまま何年放置され続けてきたのか。立法府を担う国会議員たちはいったい何をやって来たのか。警察は何をやっているのか。本気になってこの問題に取り組んでいるのか。取り組まないといけないと思いつきもしないレベルなのか。この問題の責任者はいったい誰なのか。政治家のほとんどは、何のことやら分りもせず他人事なのだろうか。今のところ票田に関係しなさそうだから見向きもしないのだろうか。

ブラウザ提供各社マイクロソフトやグーグル、アップルなどや、プラットフォームをはじめ各接続業者にこの手のサポート詐欺が出現しないように義務化すればいいだけの話である。その広告が本当に本物の広告なのか審査し、審査後はその広告の内容を変更できなくするとか、広告の表現や中身を変えたいときは新しく作り、改めて申請し審査を受け直させて、勝手に内容を変えられなくするべきなのだ。つまり、プラットフォームのWeb広告の受付の段階で法律で責任を負わして裏を取ればいいのだ。テレビなどの広告では、厳しい事前審査が当たり前のことなのに、Web広告では無法状態なだけなのである。

いまやAIは、セキュリティの脆弱な部分を正確に指摘することもでき、このAIを逆に犯罪に利用されてしまったら、とてつもない脅威にもなるらしい。

つまり本来AIは、この手の広告詐欺を完全に防ぐ能力はお手の物であるのだけれど、なぜかそれをすることが法律的にできないとAIは申し訳なさそうに答える。まともな広告と、詐欺の広告を正確に区別できないし、できたとしてもすぐに別の形で仕組んでくるからいたちごっこになり、出現阻止はもちろん、事前に探知し検出通知を出すことも無理だというのである。何とも体のいい言い逃れに過ぎない。

これはネットを使う側のリテラシーが低いから仕方ないで済む問題なのか。無知で不勉強な人は泣き寝入れというのか。どんどん実害が出ているのだから、そんな悠長なことは言っていられない事態である。

この問題の原因は、Web広告のあり方について無法のまま放置しているからであり、広告の出所の審査において、国際包囲網を含む法律の整備さえすれば完全に阻止できるのである。この問題が票に直結していると政治家に気付かせないと目が覚めないのだ。今提起しないでいる政治家はもちろん、法律を作ろうとしないマニフェストに無策な政治家は当選させても役に立たないのである。

このWeb広告の闇の部分をお金にすると莫大な利権である。この業界の責任を問わず、わざと知らないふりをして法律の整備に無頓着を決めている政治家がいるのかもしれない。