パソコン3台のマザーボードとSSDの交換をすることとなった。その日の午前中には3台のイメージバックアップを取り、万全の準備をし、午後一のメーカー派遣の技術者が到着し次第、即、交換作業に取り掛かってもらった。そして、途中、何の問題なく午後5時には、すべて元通りになった。
しかし、Windows8.1の場合、マザーボードやSSDを交換しイメージバックアップで復元した場合、ライセンス認証をしなければならない可能性があると聞いていたので、それをせずに済んで早く終わったにせよ、何となくモヤッとした感じは残っていた。何故なら、時間差でライセンス認証をしなければならないこともあるとのことを聞いていたからだ。
1台に付き3回以上の再起動や、Office製品の起動と新規ファイルの作成、保存とそのファイルを開く動作確認などをしたが、翌日の正午時点までは、時間差のライセンス認証の手続きをしなければならない事態には至らなかった。
それでもモヤッと感を何とか払拭したくて、マイクロソフトの認証の専門部署に電話してそのあたりのことを詳しく聞いてみた。すると、心配の通り、時間差で認証を促されることもあり得ます。その時は、ライセンス認証の手続きを行ってくださいとの答えだった。
しかし、非常にあいまいである。
これではまたいつか、ユーザーに業務を停めてもらい認証の時間を割いてもらわなければならないことになる可能性があり、それではサポートする側も困るので、現時点で時間差のライセンス認証が必要ない状態であるかを確認することはできないかを聞いたところ、それはあくまでも現時点での状態であり、近い将来、時間差でライセンス認証が必要になる可能性はあるわけで、何か物理的に部材を交換したり、OSや、Office製品の再インストール等の変更が加わったら、その可能性があるとのことだった。
よく分からない。物理的な部材の交換や、OSや、Office製品の再インストール等の変更はしないという条件ではどうかという問いにも、どんな聞き方をしても、頑なにこちらに許容を強いるのである。
では、現実的には時間差はいつまであり得るのか、1年先にもあり得るのか聞いたところ、およそ1か月以上あとに来ることはないとのこと。
また、この件に関する専門の解説サイトはないかと問うと、それはないしこれ以上の情報の開示のご希望には添えないとのこと。ただ、このような曖昧模糊としている状態では困りますよねという問いには、要望としては承ります。とのことだった。
なんじゃそりゃ。